APS-CからMFTに乗り換えた

写真を撮るようになってからずっと使っていたPENTAXとGRからLumix(Panasonic)に乗り換えた。フォーマットとしてはAPS-Cからマイクロフォーサーズ(MFT)。自分の中でかなり大きな変換点なのでいろいろ書いておく。

PENTAX

確か大学2年の頃に写真を撮るようになって、その時初めて買ったカメラがPENTAXのK100D Superだった。それからずっとメインカメラとして使っていた。しばらく撮らなくなったこともあったけど、2012年頃にK-5IIに買い替えて、その後FA31を購入している(2014年)。

GR

持ち歩き用にコンデジが欲しいな、と思って購入したが、スマホと役割りが被っているのと画角が自分の好みでなかった。スマホよりボケるけど暗所ではスマホの方が便利。

Lumix

購入したのはGX7 mk2とLumix 12-35mm f2.8。FA31ばかり使っていて少し飽きていたのと、そもそも歩きまわるのが好きなので一眼レフが重いという問題があり、乗り換えることにした。K-5IIとFA31で1.1kgなのに対し、GX7mk2と12-35mmだと731g。体積的にも小さくなって、これならずっと持ち歩けそう。大事なのは写真を撮ることで、自分の行動に合うものを選ぶべきだ。K-5IIはフィールドカメラで質実剛健だったが、そんな性能を必要とする場所に行くことはまずないのだ…

所感

やはり軽くてコンパクトなのはよい。コンパクトすぎてダイヤル操作が若干辛い事があるが、使い始めてまだ数週間なので様子見だろう。画質は、やはりAPS-Cに比べると若干負けている事があると思う。先日夕日を撮ったが、ISO200〜400で結構ノイズが乗っているように見えた。MFTだからなのか、手ぶれ補正等の影響なのかは分からないのでこれももうしばらく使ってみる必要がある。背面液晶がタッチパネルなのだが、これは非常に便利なので全ての背面液晶はタッチパネルになるべき。

 

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GX7 mk2で撮影した夕焼け。ISO200。

デジタルネガを使った暗室プリント体験

通常、暗室におけるプリントではフィルムを現像したネガを用いる。しかし、デジタルデータからネガを作成してプリントする技法があることを知り、東京都写真美術館が開催している「モノクロ銀塩プリントワークショップ(ハイブリッド方式)」で体験してきた。

以前からデジタルネガに興味はあったのだが、自分で試すには敷居が高い(プリンタ、専用の紙(ピクトリコ)が必要)ため、写真美術館のワークショップへの参加を狙っていたのだ。

今回は2枚プリントすることができた。ボランティアスタッフの手で印刷されたデジタルネガは4×5のサイズだった。このサイズのネガを見るのは初めてだっため、なかなか新鮮だ。そのままでも結構見られるため、ポジフィルムだともっとすごいのだろう。

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印刷されたネガは、片面にインクが乗っているため、乗っていない側から見るとボンヤリとしている。上の写真はインクが乗っている面を下にしている。

ネガのサイズが大きいが、プリントでやる事は35mmと変わらない。暗室でのプリントは4〜5年ぶりだったが、結構体が覚えているもので、すぐにサクサクとプリントできるようになった。

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RCペーパーにプリントされた写真。1カットにつき5〜6枚プリントした。ボランティアスタッフの方にアドバイスを頂きつつ完成に追い込んでいく作業は楽しいもので、あっというまに時間が過ぎてしまった。

プリントの質だが、ネガからプリントした写真を最後に見たのがかなり前なので比較するのは難しい。が、やはり黒色は綺麗に出ていると思う。同じ画像をネットプリント等で出力して、見比べてみたい。

久しぶりの暗室作業だったが、PCでやるのに比べ、やはり作業自体が楽しい。紙に絵が浮び上がる瞬間や、暗室から出て光を当てる時間を検討したりするのは、PCでは味わえない。年に一度位、レンタル暗室で作品を作るのもいいなと思った。

そうそう、今回は引伸機を使って印画紙に焼いたのだが、実際にはデジタルネガを印画紙に密着させて焼き付ける方が主流らしい。この方法だと引伸機が必要ないので、自宅でプリントする敷居が下がる……うっかり機材を揃えたくなるので注意しないといけない。