本棚が壊れかけてる

新品のノートが本棚にあるはず、と思って探していたのだけど、その時に本棚が壊れかけているのに気づいた。
壊れかけてるといっても風がふいたら崩壊するようなものじゃなくて、ある棚のタボ穴が本の重みに耐えきれずに歪んでしまい、横板を支えきれなくなっていた。
下の段の本に干渉して、表紙が曲りかけているものもあったので応急処置としてその棚からは本を除去。
ただえさえ本棚に収まっていないので、ちょっと本格的に対処するかどうか考えるかなー。

食料と人類―飢餓を克服した大増産の文明史

人類がいかに食料生産を拡大してきたか、その歴史をたどる本。異世界にトリップ/転移/転生したときに農業チートしたい!!1と思って読んだ。
全部で十章あるが、おおまかに3つにわけられる。

  1. 人がどのように食料を効率よく得てきたのか、その背景、要因について
  2. 定住して農耕を始めた後、人が直面した問題とその解決、特に、リンと窒素について
  3. どのようにして生産効率の高い品種を作り出してきたかについて

狩猟から農耕への大転換の後、何千年もの間、土壌の養分をいかにして回復するかを探求してきており、それが解決したのが20世紀になってから、というのがすごい。しかも、その後も品種改良・遺伝子操作等、あらゆる技術を駆使して生産量向上に挑戦している。それを支えてきたのが、遺伝子にはできないことをやってのけた「文化」であり、小さな一歩の積み重ねにより様々な問題が解決されてきたわけで、今後発生するであろう様々な問題もきっといつか解決するだろうという希望を抱かせてくれた。

 

食糧と人類 ―飢餓を克服した大増産の文明史
ルース・ドフリース
日本経済新聞出版社 (2016-01-07)
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  1. 最近のライトノベルやWEB小説では異世界に転移したり転生したとき、現地にまだ存在しない農業に関する知識を使って成り上がろうとする描写がある。 

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

2015年の後半は結構忙しくて、心身ともに疲れてるなーと感じることが多かった。メンタルについてのノウハウを得ておこうと思って読んだ本。
ムリ・ムダ・ムラの3つが軸になっており、これらとうまくつきあう方法を具体的に解説してくれている。
メンタルケアについて多く読んだわけではないのでこの本が100%正しいかどうかはわからないけど、自分の精神的な状況を見るためのベースとしてはよいと思う。

「ムリ」について

ムリをすることによる疲労は三段階に分かれており、段階が進むにつれ回復が難しくなる。早めにムリしていることに気づき、早めにケアすること。ケアの方法も、方法によっては悪影響があるらしい。動的なケアと静的なケアがあり、段階に応じて使い分ける。なんとなく疲れてるなーと思うだけじゃなくて、今は何段階目位の疲労かなと推測できるので、より客観的に自分の状況を見られるようになっているかなぁ。

 「ムダ」について

現代社会において、感情というのは過剰なものであるという。ムダな感情の例として「怒り」を出しており、メリットよりデメリットの方が大きく、不必要に怒って疲労しないことを説いている。確かに、イライラしていてよかったことって全く思いつかない。重要なのは、「怒らないようにする」ではなく「怒りを最小限に抑え、周囲に出さないようにする」ことでうまく感情とつきあうところ。確かに、抑え込むだけだといつか爆発しそうである。

「ムラ」について

「ムラ」は全体のペースを乱し、組織全体のムリにつながるという。いかに「ムラ」をなくして一定のペースを保つか。あらかじめ仕事・プライベートのスケジュールからストレスが発生しそうなタイミングを見積もり、ムリにならないように計画を立てることを推奨している。スケジュール作成や見積もりって普段の仕事でもやっているのだし、かなりやりやすそう。

 

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)
下園壮太
朝日新聞出版 (2013-02-13)
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冬らしい冬

冷え込みが激しくて、冬って感じがする。自宅ではエアコンをずっとつけてるけど、電気代いくらになることやら。部屋の断熱性能が低い気がする。

去年買った、「ラオスにいったい何があるというんですか?」をようやく読み終えた。なんとなく、一気に読むんじゃなくて、ちょっと空き時間ができた時だけ読んでいたので、思ったより時間がかかった。海外に1ヶ月以上住んで仕事をする、というのは自分には向いてなさそうだなと思った。もちろんやったことはないので想像だけど。

SunriseからFantastical2にカレンダーアプリを変えたのだけど、リマインダーとのインテグレーションがどうもいまいちなので、Todo管理をリマインダーから変えようと画策中。今の所Omnifocusを試していて、かなりよい感じなのでこれにしようかと思っている。繰り返しのタスクの定義等がやりやすいのと、リマインダー程ではないけどカレンダーに表示もできる。iPhoneアプリで空き時間にタスクの整理なんかもやりやすそうな感じ。問題は、完全にOSXとiPhoneに縛られてしまう所か。まぁ後数年は問題ないでしょう。

 

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集
村上 春樹
文藝春秋
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ファストファッション

2016年の第1週が終わった。水曜に休みを入れていたので、あまり仕事した感じはない。

土曜に年始の買ったタムロンのA09を持って出かけてみたが、どうもしっくりこない。ここ数年、単焦点しか使っていなかったから、ズームに身体が慣れていないのかもしれない。そういえば、スマートフォンのカメラも単焦点だ。サイズの制約があるとはいえ、ズームから回帰しているようでおもしろい。

Eye-Fiのカードを買って、GRにつけてみた。GR IIであれば本体にWifi機能がついているので不要なのだが、1世代前の機種なので仕方ない。早速試してみたが、GRで撮った写真がiPhone上で見られるのは不思議な感じがする。今年はGR+iPhone、もしくはiPadを追加してそれだけで現像フローを組んでみてもおもしろいかもしれない。軽いシステムを組みたいがミラーレスにはどうも手が伸びないので、その代替として遊ぶにはよさそうだ。

今週は3冊。「中世ヨーロッパの農村の生活」という本は13世紀のイギリスのとある農村がどのような営みをしていたのかを記録等から描いていて、リアルさがおもしろい。『論理が伝わる「議論の技術」』は議論についての基本的な認識を改めようと思って読んだ。Kindleで読んだけど、マーカーをひけなくてちょっと不便。「ファストファッション: クローゼットの中の憂鬱」。ここ1年程、身につけるものをいろいろアップデートしていて、それに伴って衣料について知りたくなってきたので、自分が最も身近なムーブメントであるファストファッションについて知ろうと思ったので読んでみた。現実的な話として、高い服をいくらでも買えるわけではないので、うまく使いわけるしかないのかなぁと。靴や上着はちょっといいものを長く使うというのは分かるけど、下着のような消耗品はユニクロとかでもいいのではないか、という。いいものはすごく着心地がいいのかもしれないし、一度は試してみたいけど。

 

中世ヨーロッパの農村の生活 (講談社学術文庫)
F. ギース J. ギース
講談社
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ファストファッション: クローゼットの中の憂鬱
エリザベス・L. クライン
春秋社
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