ngx_mrubyを使ってコンテンツベースのルーティングを行ってみる

第35会 PaaS勉強会 で Amalgam8 というルーティングサービスが紹介されていて、ふとngx_mrubyを使えばこういうものを作ることはできそうだな、と思ったので試してみた。なお、今回のコードはtakaishi/ngx_mruby-content-base-routingに置いてあります。

今回は、以下の図のような構成とする。基本的にngx_mrubyはproductionサービスにアクセスを流すが、「X-Environment」に「STAGING」を指定した場合だけstagingサービスに流す。

 

curlを用いた応答は以下のようになり、ヘッダによってレスポンスが変わる。

 

これを実現するnginx.confが以下。ヘッダ情報を見て、条件に合致したかどうかでupstreamのサーバーを書き換えるような仕組み。

現在ロードバランサとしてnginxを使っているのであれば試してみてもいいかもしれない。いきなり専用のツールを使うよりは障壁が低そうだ。もちろん、Kubernetesのようなオーケストレーションに最適化されているかというとそうではないので、場合に応じて使い分ける必要はあるだろう。また、serverの切り替えを確率ベースにすればstagingに全体の1%だけアクセスを流す、ということもできそうだ。