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左右分割、格子状の自作キーボードキット Helixを組み立てた

しばらくRealforceでやっていたのだけど、Helix Group Buyについてというページを見て参加した。2017年の12/09に申し込んで、2月中旬にパーツを受け取った。

OLEDの画面をつけたり、LEDでライトアップすることもできる。同じくHelixGBに申し込んでいた同僚はLEDつきにしたりしていたが、自分は電子工作自体初めてみたいなものだったので最低限の構成で作ることにした。

キットなので、半田付けをしなければいけない。半田付けの道具を購入し、組み立て開始。作り方がドキュメントになっているので、これに従って作業すればよいのだが、ダイオードをつける面を間違えてしまい、ドキュメントとは逆側の右側から(ドキュメントでは左側が例示されている)作ることになってしまった。

なお、購入した道具は以下の通り。温度調節機能があるものがよいと聞いていたのでそれにしたくらいか。ピンセットはダイオードの取り付けに必須だった。テスターは買っておいたものの、全く使い方を覚えていない…

  • 半田ごて
  • こて台
  • はんだ
  • はんだ吸い取り線
  • ピンセット(L字型)
  • 導電マット
  • テスター

半田付けで難しかったのはダイオードだった。穴に刺して半田付けするのではなくてダイオードを置いてつけないといけなくて、最初の方はちょっと油断するとすぐに動いてしまって大変だった。何回かやっているうちにコツがわかってきて、予めPCB側の金属部分にハンダを乗せておき、半田ごてで乗せたハンダを溶かしつつピンセットでダイオードを置く、というのがやりやすかった。片方がハンダで固定されたら反対側は簡単。

ハンダづけではないけど大変だったのはキースイッチをプラスチックの板にはめる所。最初は全部はめてから半田付けしようと思ったが、つけてると他のスイッチがとれたりする。最終的には四隅のスイッチを半田付けしてから残りをはめて半田付けするという方法をとった。

スイッチをつけた時点でファームウェアを書き込み動作確認することを推奨していたので、それに従いやることにした。QMK ToolboxはMac用のアプリがあるのでシュッと起動できる。が、書き込もうとしたら以下のとうなメッセージが表示されて書き込めなかった。

*** Attempting to flash, please don't remove device

>>> avrdude -p atmega32u4 -c avr109 -U flash:w:/Users/r_takaishi/Downloads/helix_rev2_default_F3CC7C4F.hex:i -P /dev/cu.usbmodem1431 -C avrdude.conf

dyld: Library not loaded: /usr/local/lib/libftdi.1.dylib

Referenced from: /var/folders/l5/2j4_zhnx739clsnr9mmx0mxh0000gn/T/AppTranslocation/561ACD8D-308F-476F-9F6A-C287923BDB22/d/QMK Toolbox.app/Contents/Resources/avrdude

Reason: image not found

ライブラリが足りないようで、最終的にlibftdiとavrdudeをhomebrewでインストールすることで解決した。試していないが、もしかしたらavrdudeだけでもlibftdiもインストールされるかもしれない。

無事入力できるようになり、動かないキーもなさそうだったので保護プレートの装着とキートップをつけて完成。

キー配列がさっぱりわからないので、マスキングテープを買ってきて貼ろうと思う。コンパクトだし、Realforceに比べて高さも低いので手首への負担が減るといいな。自宅用にもう1個作れるように購入しておけばよかったかな、と思ったりしている。

電子工作は全くわからないような状態だったが、キット化されていて丁寧なドキュメントがあったので無事組み立てることができ、ありがたい…

追記:

エンジニアならステッカーでチューンナップだろ、ということでマスキングテープを買ってきてかっこよくした!!!1

後、左のLowerとESCが使えてないっぽいことに気づいた(おせーよ!)。直さねば…