自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術

2015年の後半は結構忙しくて、心身ともに疲れてるなーと感じることが多かった。メンタルについてのノウハウを得ておこうと思って読んだ本。
ムリ・ムダ・ムラの3つが軸になっており、これらとうまくつきあう方法を具体的に解説してくれている。
メンタルケアについて多く読んだわけではないのでこの本が100%正しいかどうかはわからないけど、自分の精神的な状況を見るためのベースとしてはよいと思う。

「ムリ」について

ムリをすることによる疲労は三段階に分かれており、段階が進むにつれ回復が難しくなる。早めにムリしていることに気づき、早めにケアすること。ケアの方法も、方法によっては悪影響があるらしい。動的なケアと静的なケアがあり、段階に応じて使い分ける。なんとなく疲れてるなーと思うだけじゃなくて、今は何段階目位の疲労かなと推測できるので、より客観的に自分の状況を見られるようになっているかなぁ。

 「ムダ」について

現代社会において、感情というのは過剰なものであるという。ムダな感情の例として「怒り」を出しており、メリットよりデメリットの方が大きく、不必要に怒って疲労しないことを説いている。確かに、イライラしていてよかったことって全く思いつかない。重要なのは、「怒らないようにする」ではなく「怒りを最小限に抑え、周囲に出さないようにする」ことでうまく感情とつきあうところ。確かに、抑え込むだけだといつか爆発しそうである。

「ムラ」について

「ムラ」は全体のペースを乱し、組織全体のムリにつながるという。いかに「ムラ」をなくして一定のペースを保つか。あらかじめ仕事・プライベートのスケジュールからストレスが発生しそうなタイミングを見積もり、ムリにならないように計画を立てることを推奨している。スケジュール作成や見積もりって普段の仕事でもやっているのだし、かなりやりやすそう。

 

自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術 (朝日新書)
下園壮太
朝日新聞出版 (2013-02-13)
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