repl.info

ペパボを退職

こんにちは、約4年在籍したペパボを退職します。本日が最終出勤日で、8月末が退職日です。

ペパボではminneのインフラを担当したあと、全社的なKubernetesの導入やCloudNativeなマインドの浸透などを進めました。やったことは大体外で話しているので、細かい話はそちらを見てください。

ペパボの好きなところはいろいろかありますが、一つは「ナイストライ!」です。失敗を責めるのではなく、チャレンジしたこと自体を称賛するという2017年に行われた新卒研修のコンセプトなのだけど、:nicetry: 絵文字が今でもめちゃくちゃ使われています。新卒研修以前からそういう文化はありましたが、こういう形で文化として定着するあたりがとても好きです。もう一つは企業理念の「もっとおもしろくできる」です。作っているサービスや仕事だけではなく、自分が今置かれた状況をおもしろがり、楽しむ文化があります。1月末から全社員が在宅勤務を始めました。いろいろ大変なこともあったけど、そのような中でもおもしろいことや楽しいことを探しながら試行錯誤できたのかなと思います。

働く環境として、ペパボはとても良い環境だと今でも思っています。待遇についても2019年にグッと上がりました。2020年の6月からは居住地を選ばすに働けるようにもなりました。新卒の技術研修も幅広く、フロントエンドから機械学習まで一通りこなせていて自分も受けたかった…と横から眺めていて感じます。アンコントローラブルな物事もあるにはありますが、とても良い場所です。

さて、良い環境だし文化も好きですが、この度新しい環境で挑戦することに決めました。もちろんペパボで新しい挑戦をすることもできます。しかし、コンフォートゾーンから抜けることは難しいのではないか?成長速度を上げることは難しいのではないか?と考えました。これまで経験したことのないものが数多くある環境で、自分への負荷を上げてできることを増やし、貢献したいと考えています。キリのいいところまでやったとはいえ、自分が始めたKubernetesの推進から離れることについて、心苦しい気持ちはあります。まだまだやりたいこと、できることもたくさんあります。しかし、自分以外にも進められる人が増えたこと、Kubernetesのハンズオンやアーキテクチャ講習を経てKubernetesを使えるエンジニアが増えたことから後を託すことができると判断しました。

そういうわけで、今日が最終出勤日です。有給がたまっていたので、明日から8月末まではお休みします。旅行に行きたかったけど、この情勢だとちょっと厳しそう。何かしらアプリとか作ってみようかな。比較的暇だと思うので、何かあればご連絡ください。

ペパボの方々、ペパボ在籍中に関わりのあった方々、お世話になりました。飲み会できるようになったらクラフトビール飲みにいきましょう。在籍中に福岡と鹿児島に行けたのはとてもよかった。また行きたいです。これからもやりとりすることはあると思いますので、今後もよろしくお願いします。