フライルという会社で働いています
2023年5月末でReproを退職し、2023年6月からFlyle (https://flyle.io/jp)で働いています。FlyleはプロダクトマネジメントのためのSaaSです。フィードバックの収集と分類、アイデアや機能の管理、優先順位付けなどを行うことができ、Jiraなどのプロダクトデリバリーサービスと連携することができます。最近はLLMを使った機能開発も盛んに行っていて、おもしろいです。
入社してから約半年経過しましたが、クラウドインフラ・SiteReliabilityEngineeringを中心にインフラを整備したり仕組みを整えたりしています。入社直後はTerraormのCI/CDを整備して安定したインフラ管理を行えるようにしたし、最近はモニタリングの整備のためにDatadogを使い始めました。これから成長するサービスに最低限必要だと思われる下回りの整備をひたすらやった、という感じです。機能開発については、アプリケーションのコードは書いていないものの、新機能のアーキテクチャについてディスカッションもした上でインフラを作っています。
フライルに入社した理由は大きく2つ理由があります。一つ目は作っている製品を自分で使いやすいという点です。プロダクトマネジメントSaaSを開発しているので、製品開発に自社製品を普段から使っています。お客様からのフィードバックも自社製品に貯め込まれており、毎日全員でフィードバックを見ていてとても良い活動と感じています。二つ目はこれまで働いたことがない規模の会社だったという点です。執筆時点でも十数名の会社で、このような環境に身を置くチャンスは今後なかなか来ないだろうと考え入社を決めました。自分の体感ですが、クラウドインフラやSREに関するスキルが中心だとアーリーステージの会社とマッチしにくいことが多いように思えます。
アーリーステージの会社に入るのは初めてでこれまで以上に不確実性の高い生活を送っていますが、それも楽しくやれています。プロダクトマネジメントやフィードバックの分類などに困っているという方がいたら是非ご相談ください。それでは。