覚書

Measure What Matters 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR

book OKR 目標

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  • OKR: 目標(Objectives)と主要な結果(Key Results)

第1章 グーグル、OKRと出会う

「会社内のあらゆる組織が 、同じ重要な課題に全力で取り組むようにするための経営管理手法である 」

—『Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR』ジョン・ドーア, ラリー・ペイジ著 http://a.co/7i6r0BD

  • 目標:「何を」達成すべきか
  • 主要な結果:目標を「どのように」達成しつつあるかをモニタリングする基準

目標設定には弊害がある?

「目標は 、視野を狭め 、非倫理的行動やリスクテイクを助長し 、協力意識やモチベ ーションを損なうなど 、組織的問題を引き起こす可能性がある 」

—『Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR』ジョン・ドーア, ラリー・ペイジ著 http://a.co/7PsSp4t

エドウィン・ロックが提唱した理論

第1に、「困難な目標」のほうが、楽な目標よりパフォーマンスを高めるのに有効である。第2に、具体性のある困難な目標のほうが、曖昧な文言で書かれた目標より「アウトプットの水準が高くなる」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.186-188). Kindle 版.

フロー理論に通じるところがある。

目標設定は万能ツールではない。「矛盾する優先課題がある、あるいは目標が不明確、無意味、恣意的に変更されることがあると、従業員の不満は募り、冷めた態度を取るようになり、意欲は削がれる」。OKRのような効果的な目標管理システムは、目標を組織の大きな使命と結びつける。状況変化に対応しつつ、目標や締め切りの安易な変更は認めない。フィードバックを促し、大小にかかわらず成果を称える。何より重要なこととして、それはわれわれの限界を広げる。一見手の届かないものに向けて懸命に努力するよう背中を押してくれる。

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.207-213). Kindle 版.

OKRは組織のキャパシティ(能力)、すなわち目標を達成するための筋肉を高める手段であり、それなりに筋肉を増やそうと思えば痛みがともなうのは当然だ。

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.263-265). Kindle 版.

直接報告する部下が多いほど、組織がフラットであることを意味する

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.287-288). Kindle 版.

それは確かにそうだ。

第2章 OKRの父

あなたが何を知っているかなど、どうでもいい。知識は二の次、何より重要なのは実行である

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.433-434). Kindle 版.

「アウトプットを重視することは生産性向上のカギとなる。一方、労働時間を増やそうとするのはその逆の結果につながることもある」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.503-504). Kindle 版.

table:MBOとOKRの違い

  • 「何を」 「何を」「どのように」
  • 年次 四半期ごと、あるいは月次
  • 非公開、タコツボ化 公開、透明性
  • トップダウン ボトムアップあるいは水平展開
  • 報酬と連動 報酬とほぼ完全に分離
  • リスク回避 積極的、野心的

ペパボの目標設定はMBOとOKRの中間くらいなのだなあ。半期毎で、公開されて透明性がある。報酬と連動しているが、積極的・野心的。

第3章 クラッシュ作戦ーーインテルのケーススタディ

「ダメ会社は危機で潰れる。良い会社は危機を乗り切る。最高の会社は危機を糧にする」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.821-822). Kindle 版.

第4章 OKRの威力① 優先事項にフォーカスし、コミットする

リーダーは、何をだけでなく、なぜも伝えなければならない

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.884-885). Kindle 版.

「目標」と「主要な結果」は目標設定の両輪だ。原則と実践、ビジョンと実行である。目標とは人々を鼓舞する、はるか遠くにあるものだ。「主要な結果」はもっと身近で、指標と結びついている

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.889-891). Kindle 版.

組織が着実に前進するには、管理職が「目標と比較してパフォーマンスと結果を測定する能力」を持つ必要がある

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.893-894). Kindle 版.

数値目標と対になる「主要な結果」は、仕事の品質を示すものでなければならない

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.948-949). Kindle 版.

「主要な結果」は簡潔で、具体的で、測定可能であること。アウトプットとインプットを組み合わせることが有用であること。最後に、すべての「主要な結果」を完了すれば、必ず目標は達成される。さもなければ、それはOKRとは言えない

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.963-965). Kindle 版.

勝利する組織は「少ない矢を全身全霊で射つ」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.993-994). Kindle 版.

第6章 コミットするーーヌナのケーススタディ

体系的な目標設定を定着させるには、まず経営幹部がそのプロセスにコミットする必要がある、ということだ。幹部クラスがOKRへの抵抗感を克服し、そのプロセスになじむには1~2四半期はかかる。

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1247-1248). Kindle 版.

第7章 OKRの威力② アライメントと連携がチームワークを生む

OKRは個人の仕事をチームの取り組み、部門のプロジェクト、そして全社的なミッションと結びつける

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1340-1341). Kindle 版.

上意下達を徹底する組織は、スピーディに、そして頻繁に目標を設定するのに抗う傾向がある

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1394-1395). Kindle 版.

「プロフェッショナルな従業員には、厳格なパフォーマンス基準と高い目標が必要だ。(中略)ただどのように業務を遂行するかは、必ずその従業員の責任と判断に委ねるべきである」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1436-1438). Kindle 版.

差し迫った経営課題があり、とにかく「それを解決すること」が最優先されるときには、あえて上意下達的になる。一方、業績が好調なとき、そして組織がやや臆病で硬直的になったときには、手綱を緩めるのが正しいかもしれない。

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1453-1455). Kindle 版.

第9章 連携するーーインテュイットのケーススタディ

目標設定には直感や主観的判断も必要だ。一時的に「主要な結果」を目標に格上げしたいと思ったら、それを周囲に率直に伝えたほうがいい

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1800-1801). Kindle 版.

第10章 OKRの威力③ 進捗をトラッキングし、責任を明確にする

OKRの利点として見過ごされがちなのが、トラッキング可能であること、それによって設定した内容を見直したり、あるいは状況変化に適合させたりできるという点だ

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1833-1834). Kindle 版.

単なる事務作業ではなく、それぞれが各四半期に優先すべきことを設定し、全員が協力できるようにするための重要な手段なんだ

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1897-1898). Kindle 版.

OKRのサイクルでトラッキング・監査を行った時の対応:

  • 継続:目標が青ゾーン(計画通り)であり、計画通りである。修正しない。
  • 更新:目標あるいは主要な結果が黄色ゾーンである。修正する。
  • 開始:必要であれば、期中であっても新しいOKRを開始する。
  • 停止:赤ゾーン(リスクあり)の目標に有用性がなくなれば、目標自体を廃止する。

OKRの期中に目標を打ち切ると決めたら、それに携わっている全員に必ず通知すること。それから振り返りをすること。「四半期の最初に予見できなかったことで、新たにわかったことは何か」「この教訓を将来的にどう生かしたらよいか」と

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1943-1945). Kindle 版.

1対1の面談でもチーム会議でも、総括には3つの構成要素がある。客観的採点、主観的自己評価、振り返りである

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1958-1959). Kindle 版.

OKRのパフォーマンスを評価する際には、客観的データを、目標設定者の思慮深い主観的判断で補強する

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1991-1992). Kindle 版.

OKRの評点は業務のなかでうまくいったこと、うまくいかなかったこと、そしてチームとして改善すべき点を特定するためにあるのに対し、自己評価は次の四半期に目標設定プロセスを改善するためにある。評価を下すことではなく、学習が目的だ

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2014-2016). Kindle 版.

第12章 OKRの威力④ 驚異的成果に向けてストレッチする

OKRの2つのカテゴリー:「コミットする目標」と「ストレッチ目標」

第15章 継続的パフォーマンス管理ーーOKRとCFR

「フィードバックとは観察と経験に基づく他者の意見であり、自分が他者にどんな印象を与えているかを教えてくれるものだ」

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.2929-2931). Kindle 版.

謝辞

。根っこにあったのは、ビルの一見控えめなモットーだ。「日々進歩する」。これほど難しく、またこれほどやりがいのある目標はないだろう

ジョン・ドーア,ラリー・ペイジ. Measure What Matters(メジャー・ホワット・マターズ) 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (Japanese Edition) (Kindle の位置No.3891-3892). Kindle 版.

参考資料

  • OKRサイクルを見ると四半期の開始時点で全体のOKRが決まっていて、1週間で各メンバーのOKRが出来上がっているようだ。