写真のワークショップ13回目
座学。現代アートとは何か、なぜあんなにも高値がつくのか?その理由を美術史や市場原理から探っていった。これまで、現代アートを見た時はなんだこれ、意味がわからない、自分でも描けそう、という感じ方をしていたと思うけど、実は背景や歴史を知らず、考えることをしていなかったんだなあ、と気づいた。
現代美術の役割として、感じるのではなく考えて、それをみんなで話すことでお互いの理解を深めるというものがある。アートに限らず、自分と社会との関係性や、自分と他者の関係性を考えて相互理解することはより重要になっていくのだろうと思う。
とはいえ、こういうことばかり考えて撮れなくなるのは本末転倒だ。続ける方法として、手を動かしてプリントすることだと聞いたが、同じように何かしら通づけるためのものが必要なのだろう。
後は勉強し続けることか。写真や芸術だけじゃなくて、思想や宗教といった絡み合う分野についても知りたくなってきたぞ。