Japan Container Days v18.04でコンテナまみれの1日を過ごしたよ

ベルサール神田で開催された、Japan Container Days v18.04に参加してきた。平日、朝からの開催にもかかわらず満席立ち見になるような人気っぷり。

サイバーエージェントにおけるプライベートコンテナ基盤AKEを支える技術


kubernetes on OpenStackという近い技術スタックなので非常に参考になった。Heatベースでクラスターを構築できるようにしている。必要ならCloudProviderやIngressを実装していて素晴らしい!Designateと連携しているのもかっこいい。後で聞いてみたら、イメージの作成はPackerとシェルスクリプトで素朴に実施しているそうな。後、cloud-provider部分は1.10くらいから本体から分離したそうで、知らなかったのでありがたい情報だった。

マイクロサービスアプリケーションとしての機械学習

機械学習を用いたマイクロサービスアプリケーションをkubernetes上に構築した話。DockerfileをSREに渡したら1週間で構築してくれた。これ、SREがすごいというのもあるけど、やはり「どういうサービスがほしいか」という所に焦点を当ててマニフェストを書いていけば短時間でできるというのがポイントだろう。GCP上に構築して、S3とも連携が必要なのでPaaSではちょっと難しいのかな(できたらごめんなさい)?k8sがピタっとハマったパターンに思えた。スケールアウトやオートヒーリングといった部分はk8sがカバーしてくれるので。これがVMとPuppetを使って…というやり方だと、1週間では厳しいだろうなと思いながら見ていた。

“Yahoo! JAPANのKubernetes-as-a-Service”で加速するアプリケーション開発

 

Yahoo!JAPANとZLabの発表。ホストダウン=サービスダウンではないのが素晴らしい。KubernetesでもPaaSでも、CloudNativeな考え方をアプリケーションに取り入れていかないと恩恵を最大限受けることができない、ということを話されていてうなずきまくっていた。ZLabはKubernetes as a Service (KaaS)を作っている。k8sのCustomResourceDefinitionを用いてクラスターを構築・運用する仕組みで、めちゃすごい。ノード自体をk8sに管理させているのでノード故障もオートヒーリングしてくれるし、なんなら管理用のクラスターも自分で管理しているという…これがほしかったやつや!となった。クラスタを分けているのはセキュリティ面やバージョンアップのやりやすさがあるというのを発表の後に別のZLabの人から聞くなどした。

Custom MetricsとMultiple Metricsを使ってKubernetesのクラスタの強みを最大限活用する

Kubernetes上でうまくオートスケールさせたいので聞いた。これまでは閾値を使っていたけど、割合に変えて、全体の何%が維持できているのかを管理するように変えたというのがよい。サービスとしてどの程度動いているのか、というところに着目したくなるのでそうだよなと。試験で2万リクエスト投げた時、ピーク前にスケール完了したのはめちゃくちゃすごいなあ。わくわくする。

Container Networking Deep Dive

 

次はコンテナネットワークについて。FlannelとCalicoについて、どのようにネットワークが作られているのか、それぞれの特徴などを説明されていた。かなりハイレベルな発表だったように思う。FlannelやCalicoのようなネットワークプラグインの比較はまだ全然していなかったので、聞いて良かった。

Helmを利用したKubernetes as a Serviceの実装

Self-Hosted Kubernetesをやっている大塚さんの発表。管理用k8sクラスターの中で個々のクラスターのコントロールプレーンを動かして、それらとノードを繋げて複数クラスターを管理できるようにしたよ!という内容。マネージドKaaSを再現した感じですごい。

『コンテナ疲れ』と戦う、k8s・PaaS・Serverlessの活用法!

paas.jpのjacopen氏。やっぱり発表うまいなあ。次の10年を考えるために、10年前、5年前を振り返ったり。何にフォーカスすべきか?というのはその通りで、今一度見つめ直す必要があるなと思った。オチは途中で読めた。

Istioと共にマイクロサービスに立ち向かえ!

ZLabのladicle氏。マイクロサービス化すると発生する課題と、解決策としてのIstioの紹介。銀の弾丸ではないにしても、すごく魅力的なソフトウェアだと思う。障害試験機能がめちゃいい。lasicle氏、スライドが綺麗なことに定評があるのだがどうやって作ったのか聞いてみたところ、今回は全てkeynoteで作ったそうな…

アフターパーティ

知人と話したりした。heptioというk8s関連の企業を教えて貰ったり。

 

満足度は高かった。コンテナといいつつKubernetesの話ばかり聞いてしまったが…次は12月にあるとのことで、そのときはより活用事例の話が増えているのであろう。やるぞ〜。