Kubernetes Meetup Tokyo #31で「入門!ClusterAPI」というトークをした
Kubernetes Meetup Tokyo #31 で「入門!ClusterAPI 〜k8sクラスターもk8s APIで管理したい〜」というトークをした。スライドは以下。
セッションの後にsli.doを使った質問に何件か答えたのだけど、時間の都合上回答できなかったものが2つあったのでこちらで回答。
[ClusterAPIについての質問] ClusterAPI用のリソース管理ってどうしてますか?
Anonymous
ClusterAPI用のリソースというのがいわゆるマニフェストと仮定すると、他のk8sマニフェストと同じ様に管理すれば良いと思う。結局はyamlファイルなので、同じノウハウを使うことができる。
clusterAPIはclusterのバックアップについても面倒をみますでしょうか
Anonymous
クラスターのバックアップについては、ClusterAPI自身は面倒をみない認識でいる。Workload Cluster、Management Cluster共にVeleroの様なバックアップ専用のソリューションを使うのが良いかと思う。
さて、今回はオンラインでの登壇だったのだが、初めての体験で緊張した。
- 聴衆の顔が見えないので雰囲気が掴みにくく、トークのペース調整が困難
- 今回はモニタ2枚で片方に共有用の画面表示、もう片方に発表者ディスプレイを表示したのだが、これだと運営側とのやりとりが完全にできなくなることに発表中に気づいた。チャットなどで何か話しかけられていても気づけなかったかもしれないので、発表者ディスプレイは表示しない様にするなど対策が必要だろう。
- sli.doを使った質問の仕組みはとてもよかった。これまでの登壇で、一番質問をもらったかもしれない。嬉しい。その一方、質問内容について質問者に確認できないので適切に回答できたかどうかが掴みにくいという課題は感じた。
いくつか課題は感じたものの、概ね体験としてはよかった。自宅にいろいろ設備を整える必要があるのでハードルはやや高いが、場所を選ばずミートアップに参加できるのは良い。他の方のトークもとてもよかったし、楽しかった!